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ちょっとラリックス 2004年


2004年12月24日

 

ようやく、起き上がる。まだ机に向かうと腰痛し。ひたすら横になったまま、ロックウエル・ケントの自伝読む。色と極地の冒険家。アーテイスト。21世紀初頭は熱い。『ミステリー・マガジン』の定例になにをしようか悩む。外の世界はクリスマスらしい。


2004年12月17日

 

コナミから『メタルギア・ソリッド3』送られてくる。渋谷漫歩中にかぶりものクロコダイル女軍団がいたから見ていたらメタルギアの宣伝の子たちだった。ふーうむ。書店で平林に教えてもらった巌谷國士の新刊『封印された星・・・瀧口修造と日本のアーテイストたち』(平凡社)購入。装丁、それに紙の選びがすばらしい。


2004年12月15日


一日、紙計算。ヘンリー・ミラーの郵便局仕事を思い楽しむ。近くの画廊系古本屋で、昭和27年刊行の『現代美術事典』購入。滝口修造、河北倫明、今和次郎編纂という豪華版。どういった画家が評価され、今忘れ去られたか、がリアルにわかるのが、古い事典であり、面白い。

 


2004年12月9日


夜、久しぶりの試写でキム・ギドク『サマリア』。援助交際ものとの知識しかなかったが、これがまたしても、こちらの深層をキックする傑作。泣いた。援助交際断罪風に誤読するバカもおおいだろうな。

 


2004年12月6日


毎日1時間、原書講読、というゼミ発表風の時間をカフェで自分に課してみると、精神が安定する。オリジナルな流れだな、いま、書きつつある内容は。とひとりつぶやくとコーヒーがおいしい。しかし、時間がいろんなことにとられる。


2004年12月1日


篠原有司男の『ニューヨークの次郎長』、古本にて購入。彼の『前衛への道』も復刻してほしい。サマセット・モーム『人間の絆』再読、というか引用箇所探しの速読。


2004年11月23日


腰痛につき一日床に伏せ、エドワード・ホッパーの画集を眺める。10冊ほどまとめて運んだのが腰痛の原因だ。妄想が飛ぶ。ロバート・ワイズ『The Set-Up』(『罠』、1949)見る。

 


2004年11月20日


風邪。めづらしい。鼻水とまらず。

 


2004年11月19日


早朝から電車に乗って南青山へ。パンク側溝に咲いた異形の徒花、クラウス・ノミのドキュメンタリー映画の試写をエレファント・ピクチャーズに組んでもらったので、遅れるわけにはいかないのである。デイヴィッド・ボウイとの貴重映像ほか、よくできていた。エイズ発症死までの時代回顧。

 


2004年11月18日


朝、いつも駅下のカフェできっちりと原書眺めをすることにした。いろいろやばいので。英語を眺めていると妄想力が格段にアップする。いろいろ、100年前の世紀転回点のニューヨークのアート・シーンが浮かぶってわけだ。合言葉はペイント・イット・ブラック! 秘密めいてるが、目下ダイナモがかすかに回りだした。

 


2004年11月17日


いい天気。「象印のやきやき三昧」が届く。

 


2004年11月15日


先日は銀座・教文館横で舟越桂さんをみかけ、この前は銀座線で中尾ミエさんが目の前に座っていた。ぞくぞく中年以降人種に遭遇する。可愛いベイビー、ハイハイ!! 結局はおれの音楽的故郷はロカビリーってことか。60年代初頭の。藤木孝の2万4千回のキッスとか。


2004年11月12日


しかし、紙の世界も神とおなじく面妖であり、いまだによくわからない。『きれいな猟奇』のとき、クレストブックス・シリーズ(新潮社)の紙と同じ紙にしてほしいとわがままを言ったことを思い出した。

 


2004年11月11日

 

松屋が北海道物産展。おばさんたちに混じっていくつか生チョコとか購入。一人で物産展をさまようのは生きがいのひとつ。


2004年11月9日


映画ライター仲間には万歩計を持ち歩いている森直人のような元気者がいるが、小生が心がけているのはあくまで漫歩である。今朝も一駅分歩いたが、途中で上條恒彦に遭遇。姿勢がすばらしい。参考にしつつ歩いた。絞首刑映画と電気椅子映画を一本にまとめあげようか、と考えるのに朝の散歩は格別にいい。

 


2004年11月7日


2本ほど原稿をまとめたので、夜は安心して娘たちがいないことをさいわいに、息子と吉祥寺にでかけステーキを。いつも食うものも食わせてないからときどきごちそうしてやるのである。息子は今、ぼくはなぜぼくなんだろう、と考えるらしい。言葉はそもそもどのように生まれたのか、考えるとわからなくなるらしい。11歳の問いに55歳はワイン2杯でもうほろ酔いである。手を引かれて帰宅、たちまち熟睡。


2004年11月5日


国書刊行会から、未来の文学シリーズが2冊いただく。ジーン・ウルフ『ケルベロス第五の首』(柳下毅一郎訳)、イアン・ワトソン『エンベデイング』(山形浩生訳)。ケルベロスはずいぶん前にいただいていたのだが、整合性のため今回一緒にいただいたことにするのである。いや日記不在のときの穴埋めです。ワトソンはサンリオ文庫の準常連で、古書価は高いぞ。本日はこれから、『オールド・ボーイ』を劇場へ見に。二人の男優が挨拶らしいし。


2004年11月4日


「週刊文春」の高齢、いや恒例年間ミステリー・アンケート用紙届く。5本選んでコメント予定。
もちろん、チャールズ・ウィルフォード『炎に消えた名画』選出します。


2004年11月1日


映画祭というのには、とんと縁がない。わさわさした状態にパニックになってしまうからだが、ちょうどエゴヤン映画祭を仕切っていたムヴィオラが宣伝するウルグアイ映画『ウイスキー』が東京国際映画祭グランプリをとったらしい。これはうれしい。チケット売り切れでなおかつガラガラという不思議な映画祭らしい。デイヴィッド・リンジー『夜の色』読了。エゴン・シーレの新発見のドローイングとスパイ大作戦をからめた犯罪セレブもの? リンジーほどアートマニアなミステリー作家はいないな、しかし。

 


2004年10月30日


直木賞作家・赤瀬川さん、ワイン・ライター芝山、そしてプレノン・アッシュの城戸さんと篠原さんに、目下、ジョン・ヒューストンの伝記を編集中の高崎さんという平均年齢の高い秘密の集いが某所で。芝山の発見する店はみんなおいしい。酔って帰宅、寝ている息子を踏んづける。「タイトル」映画号がいろいろと物議を・・・・。まだ見てないが見ないですごすことにしよう。『ウイスキー』が東京国際映画祭でグランプリの携帯メールほかがあったが携帯をわすれて外出、泥酔したため、翌日読むことに。アニメ『ベルヴィル・ランデブー』見たいが時間とれず。『ソウ』の二の舞になりそう。


2004年10月26日


渋谷・イメージフォーラムで多摩美大教授、西嶋憲生氏とアトム・エゴヤン映画祭トークショー。
ちょっと口が滑りすぎました。そのあと、高崎、ミルクマン斉藤らが合流してムヴィオラ・チームとよもやま話。ミルクマンはものすごいいきおいで映画をみまくっている。反省。


2004年9月23日


11時45分すぎ、錦糸町駅へ。舞台「夜叉が池」TVブロス鼎談。三池崇史×会田誠×小生という小生にとっては夢の組み合わせである。立ち話にちかい練習場そとでの鼎談で気持ちよかった。風が抜けて。そのあと立ち稽古を見学。初めて興奮した。


2004年8月9日


イメージフォーラムにて緊急IZO試写。TV向けの設定で会場にはずらりとカメラの放列。桃井かおり(肌が若い)ほか、出演者がずらり。脚本家の、映画にもアブストラクトがあっていい、の発言にうなずく。三池監督は多忙につき欠席。友川かずきの歌が主演である。


2004年8月4日


ぎりぎりで朝の内覧試写。パンフ原稿のため、です。夜、クライモリ。ホラーはいつも活力源。暑い。


2004年8月3日


畏友、斉藤敦子より、大部なトニー・リーヴス著『世界の映画ロケ地大事典』(晶文社)いただく。実にマニアックな一冊、ちびちび寝る前の読書として楽しもう。

昨日偶然、青山南さんと遭遇、まったく変わっていないことに驚く。洋泉社から映画評論出すらしい。


2004年7月28日


松久淳氏より、『ラブ・コメ』いただく。


2004年7月26日


休みの日に休みなく書き続けたチャールズ・ウィルフォード論、27枚書きあげる。青山ブックセンターの倒産を知る。


2004年7月21日


ようやく、『モンスター』見る。隣りが小柳ルミ子さんでした。とてもすばらしい鑑賞態度と涙。感心しましたよ。


2004年6月22日


『ヴァン・ヘルシング』見る。ドラキュラ、ジキルとハイド、フランケンシュタイン、狼男のかけあわせだが、それぞれのジャンルのお約束はきちんと守られているが、ハイドでかすぎない?


2004年6月17日


久しぶりに試写。朝10時のソニー、『スパイダーマン2』なんか良かったな、素直になれたな、性格が。サム・ライミ甦ったね。ダークマンの頃に。

 


2004年6月7日


ようやく『現金に体を張れ』のパンフ原稿手直しが終わる。といっても元の10枚が25枚に変化。中身も変化。うーん、資料にのめりこんで世界を立ちあげるのに時間がかかる。

先日、柳下とトークしたのがこのところ唯一の夜であるが、ピンクの世界もいい匂いがする。モノを作っている人はすばらしい。中原昌也も来てくれ(暇なのか?)ストレンジな飲み会に突入。


2004年5月18日


『全壊ハピネス(仮)』(フィルムアート)、いよいよ原稿入れ。どうなるか、打ち直しながら考えていこう。


2004年4月20日


大田出版、松井さんよりCV(渋いと読むらしい)データを送ってもらい、チェック。うれしいな。こういう形でどこかで生き残っているのを確認するのは。がんばろう。

J・D・マクドナルドの短編、In a Small Motel を読み始めたが、面白い。ミステリ・マガジン、ノワール特集用の助走である。


2004年4月12日


「CV」という雑誌(横山剣さん表紙)の本セレクションのところに『映画の乳首、絵画のこむら(あほなワードに漢字なし)』がピックアップされているとの噂。銀座の書店に「CV」って雑誌ないから渋谷へでも行ってみよう。

 

註:『映画の乳首、絵画の腓』です。


2004年4月1日


『アメリカン・ノワール』脱稿。
と書いてもだれも文句のでない日なんだよね、きょうは。


2004年3月3日


『シネ・アーティスト伝説』(フイルムアート社)いただく。


2004年3月1日


岡崎京子『ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね』(平凡社)いただく。寒くなってきた。しばらく原稿に打ち込んでいたが、疲れたので『ノワール・タッチ』は、先送り。これで『アメリカン・ノワール』に続いての先送り。また寄せ集めで1冊出すことに。

 

平林注:滝本さんの頭の中には、書き下ろし本2冊の構想があるらしく、それが『アメリカン・ノワール』と『ノワール・タッチ』。で、その前に、コラム集が出るかも、です。


2004年2月13日


六本木ヒルズにはじめていく。『イノセンス』公開記念イベントなのだが、先週、森美術館のオープニングに顔をだせなかったので、きょうが初体験。押井守さんのトークをきいておこうと思ったのだが、うまく聞き取れなかった。伊藤君子のミニ・コンサートがすばらしく、ひさしぶりのジャズ・コンサートとなった。


2004年2月9日


クロックワークス上阪氏より、『牛頭』と『アイ』のDVDいただく。唯一2回ぴあ映画祭で上映された、壇上には哀川翔と三池崇史がいてゼブラーマンのことを熱く語っていた。半分冗談かな、と思っていたらホントに完成しちまった。クドカンの脚本で。

今週は、イノセンス仕込みの週になりそう。人形論を含めて。


2004年2月3日


福は内外。某所にて某試写。今野雄二さん、柳下毅一郎さんとちょいはなし。いやいや、最後、ヒロインが読むのはボードレール『悪の華』初版。


2004年1月21日


朝10時のティム・バートン、ラストで泣いた。バートン復活である。午前か夜しか映画を見ることが不可能なので早朝はうれしい。人が少なく、うまく涙を拭くことができた。

夜は『4人の食卓』見ることにしよう。ジブリも新展示がはじまった、と連絡あり。のんびり行ってみよう。


2004年1月16日


小谷真理さんより『エイリアン・ベッドフェローズ』(松柏社)いただく。

柳下毅一郎氏本書評(?)はそろそろでるか? いやおれもがんばらないといけないとは思っていますが、なかなか。


2004年1月15日


『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』見る。しかも隣が芝山幹郎氏だった。なつかしい。ひたすらな戦闘が3時間半。

囚われのフロドが半裸で手を縛られている場面が妙にエロティック。


 

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